
もしかして私って、プログラマーに向いてないの??プログラマーに向いてない人ってどんな人ですか?具体的な特徴を教えてください。」
こんなことを悩んでいませんか?こういった疑問に答えます。
- プログラマーに向かない人の特徴
- 向かないなら、あきらめるべきか?
この記事を書いている私は、IT業界で働く中堅社員です。
いろいろな現場で自社・他社関係なく、新人や若いプログラマーのフォローをしてきたら、その特徴のようなものが分かってきました。
そこで今回は「プログラマーに向かない人の特徴」などを解説していこうと思います。
プログラマーに向かない人の3つの特徴
特徴は下記のとおり。
- 特徴①:プログラムにやりがいを感じられない人
- 特徴②:コミュニケーションが苦手な人
- 特徴③:論理的思考が苦手な人
プログラムにやりがいを感じられない人
プログラマって、かっこいい仕事だけど現実的には割が合わない。
何度もやり直したり、急に作業量が倍に増えたり、途中で大変更なんて当たりまえです。
そういう苦労があっても続けていくためには、最終的に出来上がったプログラムに感動できる情熱があることが必要です。
「給料がいいから」、「未来があるから」とかの理由で簡単に出来るものではありません。
コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが出来ない人の作業には、ほぼ100%の確率でやり直しが発生します。
プログラマが一人だけで作業している時間なんて、全体のほんの少し。プログラミング中の「仕様の確認」や、問題が発生した時の「リーダーへの報告・説明」など、他者とのやり取りが必要なことが圧倒的に多いです。
IT業界だって、プログラマーだって、普通の会社と同じ。ホウレンソウが出来ることは必須のスキルです。
プログラムが好きでも、コレが出来ていない人は本当に多いです。
「一人で黙々とできる」「人と話さなくていい」という世間のイメージのまま、プログラマーの世界に入ってきた人は、ここで本当に苦労しているのを見ています。
話や説明をして「何を言っているか分からない」とか言われたことがある人は、要注意です。
論理的思考が苦手な人
プログラミング=論理的思考です。
2020年から小学生がプログラミングを学習する理由は、論理的思考力を身につけるためです。小学生が学んでることを出来ないのは問題です。
論理的思考力が身につくというのは、アルゴリズムを組み立てられることです。
仕様が複雑になるほどアルゴリズムも複雑になるので、それをシンプルに解いていくことが必要です。
できなければ、うまく動かなかったり、期待するパフォーマンスが出なかったり、メンテナンス性が悪かったりといった問題がたくさん生まれてしまいます。
新学習指導要領
小学校 必修化
- 総則において、各教科等の特質に応じて、「プログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」を計画的に実施することを明記
- 算数、理科、総合的な学習の時間において、プログラミングを行う学習場面を例示
というわけで、次の章では「向かないなら、あきらめるべきか?」を深堀りしてみます。
向かないなら、あきらめるべきか?
あきめる必要はない
現役のプログラマーも、みんなが向いているわけではない。
コミュニケーションが苦手なら、得意な人とチームを組めばいい。アルゴリズムが苦手なら、得意な人とタッグを組めばいい。プログラムが好きになれないなら、もうちょっとだけ続けてみるといい。
向いてなくても、プログラマーとして稼ぐだけのスキルは身につきます。あきらめる必要は全くないです。
大変なことも多いですが、「使える言語や使える処理が増えたとき」、「考えたことをプログラミングで形にできたとき」、「自分の作ったモノが人の役に立っていると思えたとき」そういったことにやりがいを感じてるなら、スキルは後からついてきます。
それでは、また。
