プログラミング学習で準備する道具や、学習の進め方を教えてください。
こんなお悩みにお答えします。
- 準備編:プログラミングに必要なもの
- 実践編:プログラミングを始める
- よくある質問編:プログラミング初心者がやってはいけないこと
この記事を書いている私は、現役のエンジニアです。
私は30代半ばで未経験からプログラマーに転職し、年収を大幅にアップさせてきました。
今回は、プログラミングの始め方についてお話をしていきます。
私がプログラミングを始めたとき、学習のやり方を知らないで、無駄なお金や時間を使ってしまいました。
そうならないために、本記事でしっかり解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
準備編:プログラミングに必要なもの
プログラミンングを始めるために、最初に準備しておくべきことは、下記2つです。
- プログラミングのイメージを持つ
- プログラミングするパソコンを用意する
それでは具体的に説明していきましょう。
プログラミングのイメージを持つ
必要なもの一つ目は、プログラミングのイメージを持つこと。
プログラミングが何なのかというと、「命令の集まり」です。
例えば、下記のような感じ。
- ボタンが押されたら、ジュースを下に出して(自動販売機)
- キーボードで入力されたら、画面に表示して(パソコン)
- 時間になったら、ごはん炊き始めて(炊飯器)
「○○されたら、▲▲して」と何らかのアクションに対して、決められた結果をアウトプットします。
1つ1つは小さな命令で命令を繰り返したり、順番に呼び出したりするのがプログラミングです。
プログラミングするパソコンを用意する
2つ目は、プログラミングするパソコンです。
インターネットが接続できるパソコンを用意してください。
持っていれば新しく買う必要はないですが、発売から5年以内くらいが目安です。
あまり古いものだと動きが遅くてイライラしてしまいます。
迷っているなら、最初に買ってしまう方が設定を二回することにならないですね。
もし「Macじゃないとダメなの?」って思っているなら心配はいりません。Windowsでもプログラミングはできます。
実践編:プログラミングを始める
準備ができたところで、実際にプログラミングを始めていきましょう。
順番は以下の通り。
- 目標を設定する
- 学ぶ言語を決める
- 無料サイトで基礎を勉強する
- 最速でマスターしたいならスクールに行く
- 自分のアプリを作ってみる
一つずつ解説していきます。
目標を設定する
目標を設定しましょう。
目標を決めると、プログラミングを学ぶ意欲が持続しやすくなります。
「エンジニアに転職する」、「ゲームを作ってみたい」なんでも大丈夫です。
プログラミングを始めたい! と思ったきっかけは何ですか? それが作れたら素敵ですよね?
それを目標に設定して、やっていきましょう。
目標をしっかり決めないでプログラミングを学習を始めると、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。
プログラミングの学習では、モチベーションの維持も大切なので、目標を設定してから学習を始めるようにしましょう。
学ぶ言語を決める
次に、目的に合ったプログラミング言語を決めていきます。
プログラミング言語には得意分野があって、目的が実現しやすい言語とそうでない言語があるんです。
得意分野の代表的な例は次のとおりです。
- PHP Ruby → Web
- C# → ゲーム
- Phython → AI
ざっくりですが、上記のとおり。
エンジニアに転職したいなら PHP ・ Ruby など。ゲームを作ってみたいなら C# と、目的に合わせた言語を選ぶといいでしょう。
Web製作は需要もあり転職にも有利です。フリーランスなどの時間に縛られない働き方が手に入れられる可能性も高いです。
迷ったなら、Web系言語を学び始めるのがいいと思います。
無料サイトで基礎を勉強する
無料サイトを使って学習してみましょう。
何度も繰り返しやることが効果的に学習するポイント。
ドイツの心理学者であるヘルマン•エビングハウスによると、「1日後には67%を忘れている」そうです。
逆に繰り返した場合は、
カナダのウォータールー大学の研究によると、
① 24時間以内に、10分
② 1週間以内に、5分
③ 1か月以内に、2~4分復習のように復習すると、記憶がほぼ100%まで回復するそうです。
知識をしっかりと記憶するには、繰り返しの学習が大切ですね。
— とみせん@30代未経験から転職したITエンジニアブロガー (@tomisenblog) September 12, 2020
何度も繰り返して少しずつ理解を深めましょう。
一度で覚えなきゃいけないというプレッシャーからも解放されて、継続のハードルが下がります。
最速でマスターしたいならスクールに行く
無駄な時間を使いたくない人、失敗したくないなら、スクールに通いましょう。
- 質問ができる → 自分で悩む時間がなくなる
- 未経験の仲間がいる → モチベーションが維持できる
プログラミングの学習には時間がかかります。モチベーションを保つためにはスクールを利用する方が効率がいいです。
もちろん、独学でも可能ですがスクールに比べて時間が必要になります。時間が無い人ほどスクールがおすすめですね。
「エンジニアに転職する」といった目標なら、転職支援のサポートもプログラミングスクールならではの強みがあります。
スクールの中だけの競争になるので、現役エンジニアのいる通常の転職サイトよりも未経験者のチャンスが広がります。
自分のアプリを作ってみる
いままで学んだことを使って、自分のオリジナルアプリを作ってみましょう。
学んだことを実際にアウトプットすることで、より理解が深まります。
「ゲームを作ってみたい」が目標ならゲーム。「エンジニアに転職する」が目標ならWebアプリ。と目標に合わせたアプリ作成してみてください。
「エンジニアに転職する」が目標なら、コピーサイトを作ってみるのもおすすめです。
※コピーサイトとは、普段使っているサービスやアプリを真似て作ってみることをいいます。
- ツイッター
- ショッピングサイト
など、興味があるものを作ってみましょう。
コピーサイトを作る学習方法は、プログラミングスクールでもカリキュラムに取り入れられている有効な勉強方法です。
「なぜこうなっているのか?」を考えながら作っていくと、成長への近道になります。
よくある質問編:プログラミング初心者がやってはいけないこと
何を勉強したらいいですか?
さきほど少しお話しましたが、目標から考えて、やりたいことをやってください。
Webサイトとスマホアプリでは必要なスキルが違います。目標を決めないで始めると勉強をやり直すことになるでしょう。
プログラミングスクールが力を入れているのは、「学びやすい」からです。
プログラミングが楽しくなって、「エンジニア転職したい」と思ったときにも需要が多いので有利になりますよ。
順番に学んだ方がいいですよね?
最初から順番にきちんと覚えていこうとすると効率が悪いです。
実際の開発現場では、やりたいことを調べて実現していく。それしかやってません。
網羅的に教えることもしないし、均等に仕事が割り振りされているわけでもないのです。
それでもエンジニアは育っていきます。実はそれが最速で端から端までやるほうが非効率ですよ。
全部覚えるんですか?
ITエンジニアはめんどくさがりなので基本覚えていません。
覚えているのは、googleで調べるのに必要な情報だけ。プログラミングの知識は膨大で、全部丸暗記はできるわけないのです。
そういうものがあると知っていてgoogleで調べて使える。それだけで問題ありません。覚える必要はないです。
まとめ:目標を決めてプログラミングを始めよう
プログラミング学習は、目標を決めて、そこに向かって進んでいきましょう。
初心者の方におすすめしたいのは、無料サイトで基礎を勉強して、プログラミングスクールに通うことです。
悩む時間がなくなり、モチベーションが維持できるのでプログラミングが最短で身につきます。
仕事や他の理由で時間が無い人ほど、プログラミングスクールを利用するのがおすすめです。