子どもの入園・入学式に、遠足や運動会、毎日のちょっとした表情など、どんどんたまる写真や動画に、気が付けばスマホやビデオカメラに保存できない!そんな状態になっていませんか?
みんながやっている動画の保存方法を調べてみました。
子供の動画をどう保存している
4割の人がパソコンやハードディスクに保存
2018年に実施されたアンケート(複数回答可)では、ハードディスクなどの機器に保存する人が38.4%で一番多い結果となりました。続いて多い順にクラウド 34.2%、DVD/ブルーレイディスク 24.0%、USBメモリー 22.8%、SDカード 22.6%となっています。
大容量で容量当たりの単価の安く使い慣れているハードディスクが一番なのは納得できますね。同様にDVD/ブルーレイディスク、USBメモリー、メモリーカードと使い慣れたメディアが上位なのも分かりますが、クラウドが2位というのは意外の感じがしませんか?
動画をなくしたことはありますか?3割が「ある」
同じアンケートの中で、回答者の3割がデータを無くしたと回答しています。その原因の最も多いものは「機器の故障」が60%以上を占めています。
ハードディスクやその他のメディアは故障の可能性があります。万が一の機器の故障、機器の紛失に備え、バックアップを習慣化するだけでなく、複数機器へバックアップが必要になります。
動画をなくさない保存方法
クラウドに保存する
クラウドに保存する人が増えている理由のうちの一つがここにあると思います。クラウドにはどこにいても使えるという利便性やアプリの使いやすさなどのメリットもありますが、信頼性が高く、データを無くす危険性が少ない事も理由の一つだと思います。
NAS(ネットワークハードディスク)に保存する
NASはネットワーク、つまりLANで接続できるハードディスクです。そのため、1対多の接続が可能となり、複数のパソコンやスマホから同時に接続することができます。また、データも簡単に共有することができます。
そのNASの機能としてRAID(レイド)という機能があります。RAIDとは、複数台のハードディスクを1台のハードディスクと見立てて、信頼性、安全性を確保する技術です。RAIDを設定することで複数台のうちの一部のハードディスクに故障が発生した場合でもデータ(動画)をなくすことが防げます。
まとめ
ほとんどの人が、子供の動画をハードディスクやその他のメディアに保存していました。でもその保存方法は、バックアップしていないと「機器の故障」で動画をなくすかもしれません。
バックアップが大変場合は、バックアップ機能が備わっている保存先を選ぶ事で大切な思い出を残しておきたいですね。