こんにちは、トミセン(@tomisenblog)です。
先日初心者プログラマーに
と質問を受けました。
方法はいろいろありますが、初心者にとっては何から始めたらいいか迷ってしまうポイントです。
また、いろいろ考えてしまって悩んでしまうことにもなりますよね。
そこで今回は、今回はそんなお悩みを解決する
一番簡単にできるショートカットを使った時間短縮の方法についてご紹介します。
Windows、Excel、テキストエディタ、Visual Studioなどのショートカットです。Macユーザーの方はごめんなさい!
- 現役プログラマーが使っているショートカットを知りたい
- プログラミングのショートカットが知りたい
- 時短のテクニックに使えるショートカットが知りたい
Windowsでよく使うショートカットキー【3つ】
①デスクトップを表示
Windowsキー + D
プログラムをしていると資料をExcelで開いたり、Visual Studioを開いたり、テキストエディタをひらいたりと多くのアプリケーションを開いています。
デスクトップを表示したいときに、1つ1つをいちいち閉じていると時間がかかります。
その時に、このキーを押すと一発でデスクトップが表示されるので便利です。
②エクスプローラーを開く
Windowsキー + E
作業していれば新しい資料を開いたりすることもありますよね。
そこで活躍するのがこのキーです。エクスプローラーを開いてファイル選択などが簡単にできます。
また、ネットワークドライブなどを設定しておけば共有サーバなどへもクイックにアクセスできるのでおすすめです。
③タスク ビューを開く
Windowsキー + TAB
ExcelからVisual Studio。Visual Studioからテキストエディタなどへアプリケーションを切り替えるときに便利なキーです。
現在使用中のアプリケーションがタスクビューに表示されるので、マウスで操作するより簡単に切り替えられます。
Excelでよく使うショートカットキー【7つ】
①データ範囲の先頭行・末尾に移動
Ctrl + ↑, Ctrl + ↓
データを上下に移動します。データが連続していれば切れ目まで移動。データが途切れているなら次の入力箇所に移動します。
設計書などでA列に項番のようなものが入っていた時に次の番号まで飛びたい時などに利用すると便利です。
なので、Excelのインデントを意識した資料作りも重要になってきますね。
②ワークシートのタブを左から右・右から左に順番に切り替え
Ctrl + PageDown, Ctrl + PageUp
タブ移動のショートカットキーです。
タブの名前の文字数が少なかったりするとタブが小さくなるので、マウスでクリックするのも意外に手間なものです。
そんなときは、このショートカットが便利です。
③現在のシートと右のシート・左のシートを選択
Ctrl + Shift + PageDown, Ctrl + Shift + PageUp
タブを複数選択するショートカットです。
選択タブから右に選択するか、左に選択するか選べます。
複数シートを選択した状態にすれば、複数シートに同時に値を設定したり、ページ設定ができるので複数のシートに同じ操作をするときなどに使えます。
④ワークシートの先頭に移動します
Ctrl + Home
ワークシートの先頭(=A1)に移動します。
設計書の納品の際などにはA1に揃えてからというルールがあったりするので、そういうときに使います。
全シートの操作をしたいのであれば、先ほどの複数シート選択を合わせて使うとより時短できます。
まぁ、マクロを作るのが一番楽なので、時間を見つけてA1揃えのマクロの記事を書いておきます!
⑤セルの書式設定を表示
Ctrl + 1
設計書やエビセンスで表示形式、罫線、塗りつぶしなどセルの書式設定をする機会は多いです。
そういうときには、このキーでクイックアクセスが便利です。
表示形式のユーザー定義あたりは使いこなせると、いろいろなことができるので合わせて覚えて欲しいですね。
⑥次・前のブックを表示
Ctrl + TAB, Ctrl + Shift + TAB
Excelのブックを複数開いていてブックを移動したい場合に使えます。
プログラマーになると設計書を開きながら、テーブル定義を見て、資料を作るなんてシーンが多くあるので活躍するシーンはかなりあります。
⑦Visual Basic起動
Alt + F11
ちょっと備忘録的な意味で書きました。
マクロを作るときに必要となるVisual Basic起動を起動するショートカットです。
Excelマクロは「プログラマーなら普通にできる」と思われてしまうので、できるならマクロもマスターして欲しいスキルです。
テキストエディタでよく使うショートカットキー【8つ】
Visual Studioでも共通で使えるショートカットキーです。
①全文字を選択
Ctrl + A
文字を全選択するショートカットキーです。
コピペするときには、全選択する機会も多いので、登場シーンの多いショートカットです。
②単語単位の移動
Ctrl + →, Ctrl + ←
単語単位で移動する方法です。
プログラミングをしているとクラス名の後だけ変えるとか、特定の部分を変えるというようなことも多いので、単語単位で移動した方が早いというケースが多いですね。
初心者プログラマーだと早く入力しようとしてカチカチと一生懸命キーを押している姿を見かけるので、差をつけるポイントにもなりますよ!
③単語単位の選択
Ctrl + Shft + →, Ctrl + Shft + ←
単語単位の移動+選択をするパターンです。
クラス名.メソッド名みたいなものをまとめて消したい時などに便利に使えます。
先ほど同様に、これを覚えていると差がつけられます!
④単語単位の削除
Ctrl + BackSpace
同じく単語単位の削除です。
単語単位で処理していくメリットは先ほど話した通りですね。
⑤行の先頭・末尾に移動
Home, End
現在選択している行の先頭・末尾に移動します。
先頭に何らかのマークを付けたいとか、末尾に追加して書きたい時などに簡単に移動できるので、キー操作が格段に減ります。
⑥テキストの先頭・末尾に移動
Ctrl + Home, Ctrl + End
複数行ある場合に行を越えてテキストの先頭・末尾に移動します。
行数の多いテキストを移動するには矢印キーで移動するにしても、マウスで移動するにしても時間がかかります。
そういうときに一発で移動できるので、結構な時短テクニックになります。
⑦行の先頭・末尾まで選択
Shift + Home, Shift + End
行の先頭にいるときに、Shift + Endで行の末尾まで選択。 行の末尾にいるときに、Shift + Homeで行の先頭まで選択ができます。
1行削除をしたい場合などに有効な方法です。
⑧1ページ上・下に移動
PageUp, PageDown
ページ単位の移動になります。
ちょうど1ページ分スクロールさせたいときに使うことができます。
テキストをすべて追いたいときにはこの方法が便利ですね。
Visual Studioでよく使うショートカットキー【5つ】
①すべてのアウトラインの切り替え
Ctrl + M・Ctrl + L
Ctrl + M・Ctrl + Lと連続で押してください。Ctrlを押しながら、M・Lと連続で押す方法でも大丈夫です。
ソースを囲むと閉じて隠したり開いたりすることができる#regionで囲まれたソースを一括で開く方法です。
かなりの数の#regionで囲まれたソースなどの場合に、いちいち開いていては時間がかかります。
このキーで開けばかなりの時短になりますし、自分がイライラすることを防げますよ。
②選択範囲のコメント
Ctrl + K・Ctrl + C
ソースをコメントするショートカットです。
複数行のコメントは手間がかかるので、ショートカットを使うと便利です。
③選択範囲のコメントを解除
Ctrl + K, Ctrl + U
ソースをコメント解除するソートカットです。
複数行の解除などで便利なのは、先ほど同様です。
④定義に移動
F12
変数の定義箇所へと移動する「定義へ移動」のショートカットです。
右クリックで「定義へ移動」もできますが、F12なら一発で移動できます。
⑤直前に参照した行に移動
Ctrl + –
直前に参照した行に移動するショートカットです。
F12で移動した後、元の位置に戻りたいときなどに使えます。
この方法を使わないと戻るのは結構面倒なので、覚えておくと時短&イライラ解消になります。
まとめ
現役エンジニアの私が良く使うショートカットを紹介してきました。
急いでやることや、キーを早く打つことが作業を早くするというのは間違いです。
真面目に地道にやるのも大切ですが、いかに楽をするか(=手間をかけないか)がとても重要になってきます。
一生懸命やっているけど作業が遅いエンジニアと、楽そうにしているのに作業早いエンジニア。
あなたがなりたいのは、どっちですか?
それでは、また。
よいエンジニアライフを!