こんにちは!トミセンです。こんにちは、トミセン(@tomisenblog)です。
やっとなった憧れのプログラマーだけど、
「プログラマーになったけど、まったく仕事についていけません。」
「プログラマーになったけど、ついていけず、どうしていいのかわからない。」
プログラマーの実際の業務やプログラムを考えることができなくて、どうしていいか迷ってしまいがちです。
また、何をするにも自分一人ではできなくて、時間ばかりがかかってしまいますよね。
今回はそんなお悩みを解決します。
ずばり!「プログラマー ついていけないと思ったらするべき3つのこと」についてご紹介します。
- 新人プログラマー
- これからプログラマーになる人
するべきこと①:プログラミングを好きになる
何か作ってみる
実際のプログラミングの現場では、自分1人でやり切ることはなかなかできません。参考書に載っているプログラムは1人でできるでしょうが、文法の練習をしているだけでは、ほとんど満足感は得られません。
だから、自分だけでできる簡単なアプリ作ってみてください。30分や1時間でできるものでもなんでもいいです。文法練習ではなくて、アプリを形にしてみてください。
サイトに載っているソースを使ったアプリでもいいです。なぜ動くのか理由がわからなくてもいいです。単純に「動いたことの感動」や、「やりきった体験」を味わうようにしてみてください。
「自分で書いたプログラムがちゃんと動いた。」「アプリとして機能した。」
それって、まるで魔法みたいじゃないですか?
一度この感動に触れると、逆にプログラミングから離れられなくなりますよ。
まずは、ここから初めてみてはどうですか?
プラス思考で考える
「これができなかった。」「あれもダメだった。」
毎日そんなふうに思っていては、プログラミングは絶対に好きになれません。そのままいくと、プログラミングどころか、パソコンを見るのもつらくなってしまいます。
でも、良く思い出して欲しいんです。昨日よりは知っていること増えていませんか?できること多くなっていませんか?初めて研修に参加した日や、初めてプログラミングの現場に出たときと比べてできるようになっていませんか?
それだけの時間を使っているので、絶対にプログラミングができるようになっているはずなんです。人間の脳はマイナスのイメージの方が記憶に残りやすいので、マイナスなことばかりが印象に残っているかも知れませんが、時間を作ってちゃんと振り返ってみれば、きっと自分の努力の成果が見えてくるはずです。
確かに、まだまだできないことは多いでしょう。でも、「今日はこれができた。」「明日はこれができるようになりたい。」とプラスの考え方で毎日過ごしてみてください。
プラスの気持ちが積み上がっていくと、プログラミングを続けていくことができるはずです。
半年待ってみる
「プログラマーは向き不向きがある。」みたいなことをネットや転職サイトで見てるからなのでしょうか?
同じプロジェクトに入って1週間ぐらいで、プログラマーから「私、向いてますか?」「できていますか?」なんて聞いてくることが多いです。
でも、だいたいこんな感じの答えになります。
「わかりません。」
別に意地悪をしたいわけじゃないんです。その時に向いてそうだと分かれば、「向いていてるね。」と当然そう答えます。でも、向いているかなんて1週間や数ヶ月ではわからない場合がほとんどです。
成長の仕方は人それぞれです。プログラマーに向きで最初から順調に右肩上がりで成長していく人もいます。でも、向いていなそうでずっと低空飛行だったけど、ある日突然何かのきっかけで急成長する人もいるんです。
小学校から背が高い子もいれば、中学・高校で急に背が高くなる子もいる。そんな感覚に近いかもしれません。どこから急激に伸びるかなんてわからないんです。ましてや1週間やそれくらいでは超能力者でもない限りわかるわけがないです。
一緒に働いていくうちに苦手な部分を見つけて、そこを克服する手助けをしてあげると、克服出来たことをきっかけにして急に成長していく瞬間は何度も見てきました。そういうあなたの個性を理解するには、あなた自身にとっても、見守っている先輩方にとっても時間が必要です。
時間をかけていくと、プログラミングに対するあなたの意識が変わってくるはずです。
半年くらい続けてみませんか?
プログラマーは向き不向きがはっきりとしている職業です。もしかしたら自分が向いてないのでは?と不安に思っている人も多いと思います。
自分がプログラマーに向いているか知りたい方は「プログラマーに向かない人の3つの特徴(姉妹サイト)」をどうぞ。
するべきこと②:プログラムを理解できるようになる
目的を持つ
プログラムはすぐにはできるようになりません。続けていくことが何より重要です。
そこで、あなた聞きたいんですけど、
プログラミングで何を実現したいですか?
「Facebookのようなサービスが作りたい!」とか、「プログラミングスキルを生かして、有名になりたい!」とか、何か具体的な目標が出てきましたか?出てきたあなたは、大丈夫です。やりたいことがあれば、きっと続けることができます。
出てこなかったあなた、黄色信号です。勉強そのものが目的になっていませんか?「プログラムを学ぶ意味は?」とか「なぜやらなければいけないのか?」などと疑問を持ってしまって、先に進めなくなっていませんか。
もしそうだとしたら、勉強の先にある何かを見つけてください。「こんな人になりたい」「こんなアプリを作りたい」「こんな人の役に立つプログラムを作りたい」なんでもいいです。
勉強が目的になっているなら、勉強は手段に変えてください。目的があるとプログラミングを続けることができるのです。
分かるところまで戻る
方向音痴の友達に聞いたのですが、分からなくなったら、分かるところまで戻るそうです。
戻ることで、一度頭を整理してから再スタートすることができるそうです。焦ってしまって戻ることをしないで、そのまま進んでしまうと、さらに分からなくなって、分かっていたところに戻ることもできなくなってしまうそうです。
プログラムも全く一緒です。
分からなくなったときに、そのままプログラミングを続けていてもどんどん分らないところが増えていくだけです。時間がかかるからと戻ることを恐れて、そのまま進めていても何もいいことはありません。
一度分かるところまでプログラムを戻して、そこからもう一度考え直したほうが圧倒的に早いです。そのまま進めて、分かっていたところまで戻れなくなるのも方向音痴の人と全く一緒の結果になります。
利用できると言われたプログラムをあっちこっちからコピーしてきて、くっつけるようなプログラミングをしていると、進んでいいのか、戻っていいのかの判断がつかなくなりがちです。
分らなくなったら、戻ってください。自分の分かるプログラムに必要な部分を足していくようなプログラミングがプログラムを理解できるようになるコツです。
アウトプットする
知識や情報に対するアプローチは大きく分けて「インプット」と「アウトプット」の2つがあります。一般的な学習は「インプット」が中心になるのですが、それだけだと継続させたり、より効果の高い結果に結びつけたりするのは難しいことが多いです。
例えば、一方的に話を聞くだけの研修では、意識を集中し続けるのが難しくて眠くなってしまうけど、自分で手を動かしてコーディングをするような研修では、集中が続いて眠くなりにくいし、効果的な結果につながることは過去の経験から理解できのではないでしょうか。
実際のプログラミングの現場では何がこれに当たるかと言うと、例えば、先輩からの仕事の指示内容を聞くのは「インプット」で、分からなくて聞きたいことを自分から質問するのが「アウトプット」です。
「なんて質問すればいいか分からない」「いまの状況をうまく説明できない」ってことありませんか?自分が理解した内容を話したり、書いたりして相手に伝える。簡単そうに思えて、実はここにつまづいてしまう人がものすごく多いんです。
身の回りに小さい子供(0歳~1歳児程度)がいる方は経験があると思うんですが、自分が伝えたいことは親や周りの大人にうまく伝えることはできないけど、大人が言っている言葉はけっこうなレベルで理解できていて、そういう反応や様子を見せてくれます。
つまり、私たちは自分が小さい時から「アウトプット」が難しいことを理解しているはずなんです。それでも両親や大人とやりとりを繰り返しているうちに、いつの間にか伝わるような言葉で話すことができるようになってきたんです。
プログラムも同じです。
正しく伝えられるかどうかはともかく、まずは「伝えるために考える」という頭の中を整理しようとしていくことに意味があります。
アウトプットを繰り返すことで、より効果の高い結果に結び付けることができてプログラムの理解につながることになります。
動くプログラミングを組み立てられるのは、すごく難しいことです。未経験からすぐにできる人はとても少ないですよね。
プログラムの組み立て方について知りたい方は「プログラムの組み立て方 できない人がやっていないこと」をどうぞ。
するべきこと③:趣味に時間を使う
プログラマーが趣味に時間を使っていい理由
「プログラムを自宅でも勉強しろよ。」って、そんな声が聞こえてきそうですが、全力で無視してください。週末もがんばって勉強したせいで疲れてしまうなら、勉強はしなくていいです。
疲れきってしまって月曜日に出勤する元気がない、気が付いたら三か月後には辞めてしまっていた。そんなことになるくらいなら、週末は思いっきり趣味に時間を使ってください。そして月曜日に元気に出てきてくれる方がいいんです。
もちろん本人のとってもそうですが、会社や先輩にとっても、辞められてしまうのは一番悲しいことです。
勉強なんて、プログラムが好きになって、いろいろ楽しくなって「あれもやってみたい。これもやってみたい。」ってなってから始めればいいんです。
まずは、元気に会社に来てくれる。辞めないで続けてくれる。そんなことだけでいいです。
私なら、新人プログラマーさんにはそう伝えます。
プログラマーは残業が多いと言われています。毎日残業は当たり前、休日出勤も普通のこと。「だから趣味に使う時間なんて無いよ。」そんな風に思っていませんか?でも本当にそうでしょうか?
プログラマーの残業が多い理由について知りたい方は「プログラマーの残業が多い3つの理由とは?(姉妹サイト)」をどうぞ。
それでもだめなら、転職を考える
「ついていけない」が理由の転職が『あり』な理由
それでもついていけないなら、転職もありです。
理由は、向いていないものを我慢していても問題は解決しないからです。むしろ悪化していく場合がほとんどです。時間が経てば経つほど問題が大きくなって、どんどんストレスになっていきます。
ストレスにさらされ続ける続けると、最悪の場合は社会生活に支障きたしてしまうからです。
取り返しがつかなくなる前に、逃げることも戦略です。
ここで全て解説はしませんが、興味がある方は次のプログラマーをやめたい方向けに書いた記事「プログラマー やめたい、限界なのに無理してませんか?」をぜひご覧ください。
多くの人がプログラマーをやめる理由や、やめれない人の不安なども紹介しています。
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まとめ
プログラマーがついていけないと思ったらすべきことについて紹介してきました。
プログラミングは最初のうちから1人でできたり、すぐに簡単にできるものではありません。先輩に迷惑をかけたり、誰かに迷惑をかけたりしながら成長していくものです。
でも、そんな時期を乗り越えたら、必ずできるようになっていきますし、楽しくなるものだと思っています。
急いで結論を出さないで、もう少し様子をみていくうちに、今まで見えなかった景色が見えると思います。
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