プログラマーやめました。その後どうなったの?リアルな実情

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プログラマーやめました。その後どうなったの?リアルな実情

こんにちは、トミセンです。

せっかく就職してプログラマーになっても、残念ながら辞めていく人は多いです。

小さなうちの会社にもたくさんいます。

今回は、辞めていった人たちと話したやり取りや、後で聞いたその後のリアルを少しご紹介したいと思います。

それでは、どうぞ。

目次

どうして辞めるの?

どこからから「辞めるらしいよ」って聞けば、次の機会に会った時に「辞めるらしいね。どうして辞めるの?」

必ずそういう話になります。

ところがたいていの場合、このやり取りは意味のない会話に終わってしまいます。

辞める人は引き止められることと、後で陰口を言われることを意識して、本当のことを教えてくれません。

「辞める会社に言うの理由」を用意してくるんです。

  • やりたいことが見つかったから、辞めます
  • 病気を療養したいので、辞めます
  • 結婚するので、辞めます
  • 親の面倒を見なきゃいけないので、辞めます

どれも回答としては合格です。

「引き止めること = 申し訳ないこと」みたいな公式が成り立っているからです。

こうなってしまっては、引き止める人が悪人になってしまいます。

「じゃあ、そういう理由を言って辞めるやつが悪人だな!」となるかというと、そうでもありません。

本当の理由を言って辞めることは難しいことだと思います。

プログラマーは圧倒的に人が足りてません。会社もできる限り引き止めたいからです。

そして、「ただ、辞めさせてくれるだけでいいのに・・・」と思っていても、変に交渉されたりしてなかなか話が進まなくなるからです。

お互い時間を無駄にしないためにも、必要悪としてそれ用の理由を用意してきます。

※プログラマーがどうして辞めるのか理由に興味がある方は、「プログラマー やめたい、限界なのに無理してませんか?」の記事をどうぞ。

この後どうするの?

私が仕事を辞めたらご飯を食べていくことはできません。

辞めていく人もそうだと思います。

なので、辞める理由の後は「この後、どうするの?」という話になります。

でも、これもなかなか本当のことを教えてもらえません。

普段から距離が近い人なら教えてくれることもありますが、大体は無難な回答が返ってきます。

  • 疲れたので、しばらく休んでから考えます。
  • 病気が治ったら、考えます。

こちらからは、「そうだよね、頑張ってね」くらいしか言えません。

私的には「聞くなよ、わかってるだろ?」というサインだと理解しています。

結局は、もっと仲の良い人から後で聞いたり、後々になって開発の現場で偶然出会ってしまったりしてわかることもあるのですが…。

お互い大人なので「聞いてたわけと違うじゃねえかよ!ふざけんじゃねーよ!」とはなりません。

「あはは。」と笑って、「やっぱりそうだよね。」となることの方が多いです。

転職先はどういうところ?

その後に聞いた内容や後でわかった話も含めて、リアルな転職先を紹介していこうと思います。

やりたいことが見つかったと辞めたIさん。

大人しくて真面目だったIさんがやりたいことが見つかったので辞めると言っていました。

「WEBデザインに興味がある。システム開発ではなくWEBデザインがしたい。デザインをスクールで勉強してそういう会社に入りたい。」

普段から主張するようなタイプではなかったIさんが、やりたいことを主張してきたので周りは応援したいモードで気持ちよく見送りました。

ところが数カ月後、なぜか自社メンバーが常駐しているシステム開発の現場で会ってしまいました。

実際WEBデザインをやったわけではなく、同業他社に転職していたようです。

もちろん「ふざけるな!」とはなりませんでしたが、狭い業界なので「どこかで出会ってしまう」可能性もゼロではないです。

給料が安いとキャリアアップを目指したSさん

新卒で入社したSさんは、まだ入社数年だったので給料は決して高くありませんでした。

「もっと給料が欲しい」と辞めていったSさん。

転職することを同業他社に転職することを公言して辞めていきました。

プログラマの需要は高いので、転職すれば給料は上がるのが普通です。

残業ばかりの現場で2年くらいは残業続きだったようですが、近い年代の人間と仕事をする機会が増えて、給料も上がったので満足しているそうです。

もちろん、公言して辞めているのでトラブルになることもありませんでした。

ここでずっと働きたいと元請け会社に転職したEさん

自宅近くの職場で長い間働いていたEさん、会社からはキャリアアップのために新しい職場で新しい技術を身につけて欲しいと現場移動を命令されました。

現場で「本当はここにいたいのに移動を命じられた」と話したところ、「ならうちの会社に入って、ここに残らないか?」とお誘いがあったそうです。

希望の場所にいることもできるし、給料も増える。メリットしかなかったのでEさんは受けることにしました。

ところが数か月後、会社と元請け会社とはトラブルになります。

業界ルールとして「引き抜き」となるような行為はご法度です。

「引き抜きをした」として、揉めに揉めたようです。

組織が合わないとフリーになったSさん

おっとりした性格で平和主義のSさん。入社した時の直属の上司でした。

指示することもされることもあまり好きではなく、部下のことも割と放置しがちでも憎まれない人不思議な人です。

上と下がいる組織の中でやっていくのは向いてないとフリーに転向しました。

スキルもあり、温和で年上から可愛がられる人柄が職場で重宝されているそうです。

会社の偉いさんとは未だに飲みに行くそうで、一番穏便な退職をされた方です。

結婚すると辞めたYさん

同棲している彼との結婚準備のために退職するといったYさん。

具体的な日付が決まっているわけではなかったようですが、辞めていきました。

本当は転職するつもりだったようで、会社に離職票を請求して「なんだ転職するのか」とばれました。

「結婚祝いをしてあげたい」と思っていた人達も「なんだ…。」とがっかりしてしまっていました。

噂では結婚されたようで、おめでとうございます。

まとめ

リアルな転職を紹介しました。

円満に退職したいはずですが、実際にそううまくはいっていないこともあります。

失敗しないために、転職エージェントや転職サイトを使って、会社とのやりとりや立ち回りも相談できる環境がある方が円滑に進んでいくはずです。

転職を検討してる方は参考にしてみてください。

IT業界に強い転職サイトやエージェントは「IT業界に強いエンジニアのための転職サイト・転職エージェント3選」の記事をどうぞ。

それでは、また。

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